太田洋品店 はなれ ohtayo.exblog.jp

手作り服・リメイク服、小物のお店です。着なくなった洋服和服、気持ち一つで、素材かゴミか。 さて今日は、何を作ろうかな。


by ochabashira
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浴衣地シャツ

ここ数年 流行っている、魚河岸シャツ。
いろいろ調べてみたら興味がわいて、
アンティークの浴衣地で作ってみました。
a0127022_2105578.jpg
魚河岸シャツにはいろいろと定義があって、
生地の柄に”魚がし”の文字が入っていないといけないらしく、
なのでこれは カタチはそのまんまですが、
”浴衣地”シャツ ということになります。

にしても、すごくかわいらしくて、元気の出そうな柄。
生地自体も、スラブのような織りで、さらっと爽やかです。

どこかのサイトに
「魚河岸シャツは、日本のアロハシャツだ」と書いてあったけど、
ほんとだなあと思いました ^^

 お店のページ → 浴衣地シャツ





なぜ、魚河岸シャツに惹かれたか。

それは、このシャツの由来に関して。
昭和50年代に、築地で”魚がし”と書かれた手ぬぐいを手に入れた魚屋さんが、
焼津の仕立て屋の森さんに、シャツに仕立ててもらったのが、
現在の魚河岸シャツの原型と言われてます。

が、この ”手ぬぐい → シャツ” という文化は、もっと前からあったようなのです。

昔、商店などのお中元として、店名入りの手ぬぐいは、とても一般的でした。
今のように物資が豊富でなかった昭和20~30年代、
各家庭のお母さんたちは、それぞれその手ぬぐいを工夫して、
シャツに仕立てていた と、あるサイトで読んだのです。

で、はた!と思い出したんですよ。
私の祖母(故人)も、それやってたなあって。

私の実家近くにはお寺があって、
毎年そのお寺のお祭りのとき、近所に手ぬぐい(お経とかが書いてあった?)を配ってたんです。
祖母はそれを大事にとっておいて、
自分の肌着とかに仕立ててました。

明治生まれの田舎のおばあちゃんで、ミシンなんか使えるはずもなく、
すべて手縫いで、もちろん和裁ベースだから、すべて直線。
でも子供ながらに 「おあばあちゃん、すごい!」て、
その肌着を見るたびに思ってたんです。

もしかするとその感情が、私のものづくりの原点 だったかも知れませんね。

昔のお母さんたちと祖母に敬意を表して、
今回はロックミシンは使わず、
縫い代の始末は全て”折りふせ縫い”にしました。

私の実家は、焼津からそう離れてないところです。
故郷静岡の文化、この夏もみなさまを爽やかな気分にしてくれたら、
嬉しい限りです ^^☆
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by ochabashira | 2010-07-06 21:28 | お店の中